Category: Column

Make an Adjustment ~調整~

~近頃、ヒト・モノ・カネの調整に携わること多し~

部下を持てば当然のことだ。

プレイヤーにとって良い環境で働いてもらうよう調整・行動・提案するのがマネジメントの役目だと確信している。

その中でも特に..

  • その人といると自分がどんどん開いていく気がする
  • 一緒にいることによって、自分のいい面がどんどん出てくると感じられるひと
  • ほんのちょっとした自分の行為を心から褒めてくれる存在があるとき、自分がそれまでの自分とは違った輝きに包まれているのを感じることができる
  • その人といるときの自分が好き

そんな存在であるために

この現実を変えるために努力する

調整するときに大切にすることは、カネ・エモーション・スキル、それが優先順位。

提案はするが、独りよがりに押し通してはならない、時には相手の意見を通し、自尊心を傷つけないように慎重に接する、押して駄目なら引く時も必要。

調整するとは、トレードオフするということでもある。

様々な人の意向が渦巻く、そんな簡単に、WinWinとはならないだろう。

だから、あきらめずに、かといって入れ込みすぎずに、ロジカルに最適解を見出す努力をし、行動で示す。

結果は後から着いてくる。

Natural disaster ~ Pray for Japan ~

 

その日は、夕方から大事な打ち合わせを予定しており終日その準備に追われていた。 どのくらい揺れたのだろう、本気で10階のビル、そして周りの超高層ビルが倒れるのではないかと思った程だった。 真っ先に震源地をPCで調べる…故郷だった。あまりの揺れにとっさに両親に連絡を試みたがつながらず、その間10秒ほど。

 

その後、映画のように首都は大混乱…

 

 

それから5日後、未だに気が重い… メディアから流れる映像に言葉を失いショックを受けた夜を4日越してはみたが、とてもじゃないがまともな精神状態ではない自分がいる。

何度も気分転換を試みるが、元に戻っての繰り返し…

きっと日本中のひとが同じ心境なのだろう…

生まれ育った馴染みのある地が跡形もなくまるで戦後の焼け野原のようになった映像は脳裏から離れない…

遠く関東からできることは限られていて、結局何もできない自分との心の葛藤に明け暮れる日々…

これを機にみんなで再建しようという前向きな言葉にも反応できない…

 

世界中から応援のメッセージ。

胸を打たれる。

 

心の整理はまだまだつかないが、こうして生きながらえさせてもらった命。

自分のできることや得意分野で、できることをするしかない。

 

そして、亡くなった人の分まで光り輝やく命を全うすること。

 

2011.3.11 この日を忘れない

衝動的行動 ~ 一心不乱 ~ その一

「お前、気は承知か!?大丈夫か?良い精神科医紹介しようか? 」
 って思われるような行動をしてみた・・・・・。たまにはそんな無意味で無謀で無駄なことをするのがやけに新鮮に感じられ思い立った。そんな無意味な事にこそいままで気付いてなかった発見があるんじゃないか、そんな思考のトリックにかかった。アー意味わかんねー、うまく伝わんねーだろうなたぶん。
 
 毎日毎日、ITな仕事つまり理屈や理論ばっかり(左脳)に頭をつかってると、なんてつまらない世界なんだろうって思う。もちろん生活していくには必要な訳だけど。だから、音楽なんかを聞いて想像力をかきたてる。ボーっと寝そべって音楽を聴きながら考え事をする。

 誰かの呼ぶ声がする。胸騒ぎがする。また誰かの呼ぶ声がする、今度は叫び声にも近い声。誰かが僕にテレパシーを送っている。そしてまたテレパシーを受信する。

 人間は太古の昔、テレパシーを使えたという。進化していく過程で言葉を使うようになりテレパシーする能力はその必要性をなくしたのだ。現在でも動物の中にはまだその能力を持っている動物もいるだろう。
 でも人間は、時々思い出す。その能力を。

 
 気が付くと、羽田空港第2ターミナルビル。ただ、呼ぶ声につられ脚が動く。空港は土曜の昼間だっていうのに足早に歩く人の声がかすかに聞こえるだけで、やけに静かだ。

 おいおい、札幌まで当日チケット買っていくらかかると思ってんだ。タケ―ぞ!はやく正気になって都内に戻ってジムにでも行こうぜ。理屈っぽい自分が語りかける。
 それとは裏腹に、今日何度目だろうテレパシーが届く。そして、受信したテレパシーは感情へと形を変えた。言葉にならないこの想いは何のためあるの?胸の奥にあったしこりが顔をだす。なんでこんな感情が存在するの?もう残ってたってしょうがないじゃない。意味ないよ。誰かがいってた言葉が駆け巡る、種の保存のための本能なの?種を保存できないDNAの叫びが声を荒げている。

 理屈っぽい自分と種の保存のためのDNAの闘いはDNAが勝り、昼過ぎから続いた死闘は一旦幕を閉じ、7月30日(土)20時過ぎ肉体を新千歳空港へと運ばせた。