悲しい出来事がおきてから、10日 ―――――――――――――

 人間ってあまりにも悲しいことや衝撃的なことが自分の身に起ると、すぐに反応できない。ただ、唖然とするだけだ。
 1週間が経って、屁理屈をこね、また前向きに生きようとしても「魂」みたいなものがオイオイ泣き叫んでいるのがわかる。時間をかけるしかないのはわかっている。

 学生時代、彼女とはあまり面識はなかった。共通の友人が多く、その評判は多々聞いたが、面と向かって話したことなんてたぶん1度か2度くらいしかない。だけど、入院する直前SNSサイトでお互いの記憶をたどり再会した。幾年もの時空を越えてコンタクトがとれた。面識なんて数えるほどしかなかったのに、どうしてどうして入院する直前、コンタクトが取れたんだろう。気になってしょうがない。考えてもどうしようもないことなのに。
 実は、彼女が亡くなる数日前、知人の友人も若くして命を失っていた。病名はまったく違うが、なにか気にかかる。良いことも悪いことも続くものだ。
 要は波動なんだと思う。私は、私の友人の安否を気遣うコンタクトを共通の友人に取りまくっていた。こんな時、人間って妙な勘が働く。根拠なんてない、ただ「勘」だ。波動が時空を越えて私に伝播した。

 悲しい出来事が起ってからそれまで入っていた年末の予定を全部クリアにし、頭の中の整理と気持ちをまっさらにするための小旅行を決意した。一人で考えたかった。気持ちを紛らわすのは簡単だ。でも、この現実をしっかりと受け入れ、これからの暮らしを切り開いていくためには、日常から一度離れることが必要だと思った。

 小旅行から帰ってきた。自分の中で特にこれといった変化は見られなかった。でもきっとこれから何ヶ月、何年と経ってふとした瞬間、彼女のことを思い出したりして彼女と最後にコンタクトがとれた意味や理由がわかるんだろうと思う。物事には必ず意味がある。こころある人が教えてくれた。この世界に意味を持たせる事ができるのは唯一、人間だけなのだから。

 あー、もっとなんか書きたいことがあるはずなんだけど、情緒不安定な今はうんこ文章しかかけん。
 ふぃ~、ヘルプミー、おとこってとってもナイーブねっていうオレ
 ウェイこういう時こそがんばるんばっていう強がるオレ
 つまらないバラエティ番組みて気をまぎらわすオレ

 どうするー!続く・・・(←LIFE CARD オダギリCM) みたいな。。。